19年前の今日、1995年3月20日は、地下鉄サリン事件が起こった日です。毎日の当り前の通勤、通学と言う普通の生活を一瞬にして脅かした、オウム真理教。 もう、そんなに月日が経ってしまったのか…と思う。
 
なぜ、人はカルト宗教にハマってしまうのだろうか…私は、とても疑問に思う。何が、彼らを駆り立てるのか?
興味深い番組があったので、今日はその動画をご紹介します。 この番組は、あくまでもカルト宗教を考えてもらうための物。 

何かに志を持った人や、多くの理想を抱えて、カルト宗教にハマっていく人もいます。 カルトだとは知らずに、正しい事をするためと、純粋な気持ちで…。 その中で生まれた子供たちは、生まれてこの方そのカルト以外の環境を知らない…それを考えるととても心が痛みます。 
誰もが関わってしまう可能性のあるカルト宗教を、きちんと知る事がとても大切だと思います。 関係のない世界ではない…。 

宗教は、本当に根強い問題で、宗教戦争はそれこそずっと行われています。 とても悲しい事実ですが、信じている神が違う事で、多くの人の血が流れるなんて、あってはいけない事だと思っています。
世界の平和を願って…
祈り

ぜひこの番組を観て、考えていただければ…と思います。 アメリカの番組で、以前は日本語訳のある動画がったのですが、全て削除されており、探すことが出来なかったので、英語版ですが掲載します。
とても、シンプルに分析されていて、分かりやすくまとめられています。
もちろん、オウム真理教も取り上げられていますし、Jonestown(人民寺院)FLDSなどが出てくる。

この番組でももちろん言及されていますが、少数派宗教とカルト宗教は違います。
もちろん、キリスト教も大きな宗教として確立するまでに、異端宗教であったし、認められるに当たり、多くの時間がかかった。そして、そこから、仏教・イスラム教と並ぶ宗教へとなっていくのだが、全ての宗教が同様の道筋を通って、確立されている事を最初に紹介し、『宗教』に問題があるわけではないのだと、伝えている。

もの凄く簡潔に言うと、FLDSは、子供に対しての性的虐待が問題となった。オウム真理教は、無差別テロ。そして、人民寺院は暴力と集団自殺…。
そう言う、犯罪の思想を持った宗教がカルト宗教なのです。

【内容の道標】 (私が番組をまとめているだけなので、足りない部分が多くありますが、ご容赦ください)
FLDSに実際に夫婦で入っていた方のインタビューもあります。多重婚については、本人たちの意思によるものだし、自由にしたらいいと思うけど、子供の話はつらい…。10代未満の子たちが、自分から選んでこのカルトに入ったとは思えないから、親に付いて来たのだと思う。基本的に、FLDSもそうであったように、カルト宗教は小さな自分たちだけの街を作る。
そこに連れて行かれた子供たちは、自分の選択肢もないまま、望まない男性との結婚をさせられるのだ…。 それを見て、親はどう思うの?? 子供の意思なんて全く無視する状況にある時点で、本当にイカれてしまっているとしか思えない…。自分の信じた物は、子供にも同様なの?そう考えてしまう時点で、教祖と同じなのでは??と感じてしまう。
この事件の被害者は、本当に幼い子供たちだった。 

そして、私がとても許せない人民寺院のジム・ジョーンズ。 「人種差別撤廃」を掲げ、インディアナ州と言うとても人種問題では難しい地域に小さな自分の教会をつくり、多くの信者を集めています。勤勉で、スピーチ力もあり、メディアへのアピールも効果的だったし、本当に多くの人が彼の活動を目にし、耳にし、そして、人種差別に対して疑問を抱いていた人たちは、彼の考え方に魅力を感じたんです。
そうして、多くの支持を受け、十分な資金を集めた頃から、ジョーンズは変貌をみせる。と言うか、元々、人種差別撤廃をうたっているのに、幹部は全て白人だった時点で、おかしな話。しかも、ジョーンズは薬漬けになっていく。 そして、暴力による制圧が始まる。そして、その情報が脱退したメンバーなどから漏れていく。今までアピールの道具として扱ってきたマスコミからたたかれ始める。貪欲な彼のどす黒い腹の中がどんどん出てくる。移動したサンフランシスコで、マスコミに叩かれ、そして、警察もジョーンズ・タウンに踏み込みを考え出していた。そうなると、彼の団体は切羽詰まって移動しなければいけなくなる。1000人近くの信者を引き連れて南米の小国、ガイアナのジャングルを切り開き、ジョーンズタウンを設立した。その時に、間違った道に走っている指導者に付いていけなくなった脱退した人も多くいた。
でも、その時に一緒に移動している人のインタビューが柱になっていて、彼もこの時の自分を振り返って馬鹿だったと思うけど、信じていたと言っていた。最後の方の彼は、ただのドラッグに溺れた暴君だったと言う。 

多く脱退者から漏れた情報がマスコミに流れた事もあり、家族やそれらの情報を受けて、レオ・ライアンと言う下院議員が報道陣と共に、ジョーンズタウンへ出向く。昼間は問題なかった信者たちから、夜になると脱会希望者が記者たちに、「助けてほしい」「ここは地獄だ」と言うメッセージを紙に書いて伝えたそうです。本当にその通りで、この頃のジョーンズは、性的暴行にも走っていた…。
このメッセージを受け、ラリー・レイトンは、脱退したい信者を連れて帰ろうとした。でも、その中に、ジョーンズの刺客が混ざっていて、下院議員ともども全員を殺害してしまうんです。
そして行き場をなくした独裁者・ジョーンズは、誰も信じられず、ドラッグで被害妄想もあり、集団自殺と言う手段に出るんですが、この生き残っているインタビューを受けている人が言うに、ほとんどの信者が「死にたくない」と「こんなことあってはいけない」と反対し、命乞いしたと言うんです。でも、銃を向けて、薬を飲むように強要したと言うんです。あり得ない…。
このジョーンズ・タウンにいた信者は、よりよい平和な世界を願って入信した。 それを、最後まで信じ続けた人たちの最後を断ち切ったのは、独裁者であり教祖のジョーンズだったと伝えています。

この番組を観ていて、最初にこれらのカルト宗教に入った人たちは、「何かを変えたい。そのために、何をすべきか?」「このままではいけない、動き出さなければ!」と言う、現在社会に対する自分自身の意思を持ち、最初は正しい思想をうたっていた、これらのカルト宗教へと足を踏み入れる…。 信者は、高い志をもって、入信する人が多いと言っています。

これらのカルト宗教の教祖と言われている人たちは、変貌していきます…。それでも、多くの信者は、変貌前の志を光と信じて付いて行っている人が多いようです。
どうも、私にはこの心境が理解しきれない…。 DVを受ける女性もしかり、逃げだせない状況に陥った事のない私には、この心理状況を分かるなんて、簡単には言えない。
分からないのです。それでも、そういう状況下があるのだと言う事は、きちんと理解できます。現に、多くの人がそうなっている。
「彼らは、ただ付いて行く指導者を間違えただけなのだ。」 と番組内で言っていた。そうなのかもしれない。
どんな形にせよ、間違った道だと気付いた時には、抜け出せなくなっているのが、カルトなのかもしれない。

オウム真理教については、海外からの目線を自身で観てください。内容は、もちろん美佐なんご存じだと思いますが、私がアメリカに渡ったのは、この事件の2年後くらいだった。
大学で宗教学を学んでいる人に、論文でオウム真理教を書くからと、たくさんの質問を受けました。でも、その当時の私は何も答えられなかった。テレビで報道されている内容くらいしか知識がなかったから。
もっとディープな部分を聞かれた時に、日本で起きた事なのに、私はアメリカに生まれ育った彼より、何も知らないと痛感したのを記憶しています。
その後、たくさん調べました。 そして、ここまで読んでいただいた方たちには、それぞれに調べてほしいと思います。
日本では、オウム真理教の様な大きなものでなくても、1999年のライフスペース事件1994年の加江田塾尼崎事件など、洗脳による事件は後を絶ちません。 なぜ? でも、誰もがあり得る状況なのかもしれないと言う、紙一重の部分をついてくるのがカルトなのだと思います。

この番組の『Family』とカテゴライズされている例では、以下の事件があげられています。 超能力などの力や、各人の想像を超える事で、今までの価値観を崩し、再教育をし、新たな団体を作るケースです。

チャールズ・マンソン事件。この事件は、映画にもなっているので、とても有名ですが、LSDとSEXで、ひたすら快楽を求めたヒッピーなFamilyを作った。 その頃、アメリカはヒッピー文化が広がっていて、平和で楽しくて、自由恋愛で、楽ちんな人生が、若者の求めるものだった。 その中でも特に女の子の更に、人生の節目に立っている子…例えば、中学から高校に上がる時、高校から大学や就職に入る前、しかも自分の人生に不満を感じている時…。そんな人生の節目に経った人達が、マンソンに出会い信者になっていったそうです。そして、マンソンはその集まった人たちを『Family』と呼んだそうです。 彼は、カリスマだった。女の子が集まれば、男の子は必然と集まった。 不安な時の心を上手く操って行ったんでしょうね。 マンソンもまた、前出の教祖たちと変わらず、変貌していくんです。
「ビートルズよりもビッグになる」という子供じみた目標を掲げていた彼は、『ザ・ビートルズ』と題された2枚組のアルバム、通称『ホワイト・アルバム』の中に予言を見出してしまう。(本当はそんなものないんだけど) このアルバムの中で、ポール・マッカートニー作曲の『ヘルター・スケルター』にマンソンは注目したそうです。

 When I get to the bottom I go back to the top of the slide
 Where I stop and I turn and then I go for a ride
 Til I get to the bottom and I see you again

 Do you, don’t you want me to love you
 I’m coming down fast, but I’m miles above you
 Tell me, tell me tell me, c’mon tell me the answer
 Welll you may be a lover but you ain’t no dancer

 Look out !
 Helter Skelter, Helter Skelter, Helter Skelter

この曲に、どんな予言が?と思うんだけど、彼は、『まもなくHelter Skelter (大混乱)が起こる』と言いだす。 それが、きっかけでこのコミュニティー内で殺戮が開始する。
『Family』の中から選ばれた者が、コミューン外の人々を殺していく…。 20歳前後の若い女の子が、マンソンのブレイン・ウォッシュにより、人の命に手をかけてしまう…。

はっ?って思うけど、薬漬け&快楽漬けのヒッピー族には、彼はカリスマであり、そこに迷いを与えなかった。
彼女たちにとって、マンソン以外は正しくないから、彼の思う通りに動いてしまう。 逮捕され時も、報道の前で、彼女たちは歌を穏やかに歌っていた…。 その彼女たちは、40年以上経ってもまだ自由を得られない身です。 もちろん、マインド・コントロールがあろうと、殺戮を繰り返した直近の彼女たちは、直接殺害に手をくださいている。 しかも、何人も…。

捕まった3人の少女(皆20歳前後)は、カメラに向かって歌っていた…。 異常と言う状態はこう言う事なのか…と感じた瞬間。
この3人は「自由」を掲げていたマンソンに付いて行って、この後20歳前後にして、刑務所と言う全く自由の無い世界に送りこまれてしまった…。

そして、前出のFLDSに入信している女性たちも、同じような異常な状態を世間にみせた。
少し飛びますが、折角なので、教団の『妻たち』のインタビューを掲載します。(すいません。これも英語です)

教団施設に当局が強制捜査に入った後、教団に属する3人の女性が、最近行なわれた『ABC News』によるインタビューです。皆、一様に時代遅れの服を来て、天使のような笑顔、そして、ソフトな柔らかな話し方をする。
3人は、声がかぶってしまうほど、同じ内容を繰り返す。 笑顔を崩さず… 子供たちの性的虐待も、一様に否定…
当局は416人の子供を保護しており、『Yearning for Zion Ranch』(理想郷を切望する農場)と呼ばれる施設で実際に何が行なわれていたのか、真相を究明しようとしてアレンジされている。
[強制捜査は、「未成年者を性的に虐待している」との疑いで行なわれた。教団の指導者は昨年11月有罪判決を受けていた。]

インタビュアーから、この「隔離された土地」(compound)【捕虜や家畜などを収容する、囲いをめぐらした敷地」の意味で使われる言葉】で未成年の少女たちが結婚させられているのを知っているのかと問われると、異常なほど礼儀正しく、言葉も綺麗に、でも明らかに怒りをみせる。
「It’s Not Compound (ここは隔離された地ではありません)」と、気味が悪くなるような微笑みを浮かべながら答え、3人が歌うように声を合わせます…「It’s not compound, It’s our home (ここは私たちの農場であり、わが家です)」。 こういう事なんだと、恐怖さへ感じるインタビューです。

ブランチ・ダビディアンは、コミュニティーの中で、DadやFatherと呼ばれていたのが、Godとなる。、ヨハネの黙示録による終末思想を思想体系とする小さな教団から、FBIとの銃撃戦を行うほど武器をそろえ、最終的には集団焼身自殺となった。

まだ、番組は続くのですが、これ以上は文章にしません…。 調べれば調べるほど、なんでこんな言葉に? と多くの疑問があったりします。
だけど、終わらないんです。 次から次へ… 洗脳の輪が迫っているんです。 カルト宗教は、かなり偏っているのに、それでも尚多くの人が今も変わらず、足を踏み入れてしまう。
だからこそ、それを避けるために、自分と向き合っていたいと思う。 入ってしまえば、蟻地獄。 出てくるのは至難の業だと思うんです。
その一歩手前で、周りの人も含めて、自分を止められたらいいと思う。

小さな団体だけでなく、それは地域になり、国になる…。独裁国が未だにある。 こうやって、自由に言葉を発することが出来ない人が多くいること。それを知ることはとても重要だと思います。
こんなにも、数え切れないくらいの過去事例があるのに、決して終わらない…。
それを、きちんと知っておくこと。そして、その中で自分を見つめていきたい。そして1人でも多くの人がこの間違った世界に足を踏み入れない様に願います。

こんな事があってはいけないと切に思う。 ただ、すぐそばに踏み入れてしまう切っ掛けなんてごろごろしている。だから、この番組で、少しカルト宗教を知っていただければと思います。
その教団ごとに違いますが、理想を求めてカルトに導かれてしまう人も多くいること。責任感が強かったり、世の中を変えたいと切に思っている人が、この敷居をくぐってしまう事がある事実。
そして、まじめな人ほど離れられなくなってしまう傾向があることなどを、心にとめておいてほしいなと思います。何故なら、身近なことだから…。

そして、二度とこの過去の過ちが繰り返されないよう… きちんと知っておきたいと思います。 

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