今日、ご紹介するのは、岡本太郎(1911–1996)が「ひたむきなベラボウさ」と激賞した伝説的アーティスト、篠原有司男(81)と、21歳年下の妻、乃り子(60)夫婦の映画。
岡本太郎(1911–1996)が「ひたむきなベラボウさ」と激賞した伝説的アーティストが40年間ニューヨークで奮闘してきた。その約5年間に密着したドキュメンタリーです。
2013年のサンダンス映画祭ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞、2014年のアカデミー賞でも長編ドキュメンタリー部門にノミネートされ、世界で注目を集める作品です!!
とにかく、この2人、本当に素敵な夫婦で、私は、このドキュメンタリー観たくて仕方ないんです♪

キューティー&ボクサー

既に、東京では上映終わってしまっていますが、まだまだ、色々な場所で上映されるようなので、もし、機械があれば、ぜひ観てほしい★

まずは、そのお二人のご紹介です♪

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★☆★☆ 篠原 有司男SHINOHARA Ushio ☆★☆★
SHINOHARA Ushio

アーティスト。1932年、東京都生まれ。通称「ギュウチャン」。東京藝術大学中退後、60年に赤瀬川原平、荒川修作、吉村益信らと前衛芸術グループ「ネオダダイズム・オルガナイザーズ」を結成、街中を半裸でのたうち回る過激な前衛パフォーマンスやジャンクアートで注目を集める。69年にジョン・D・ロックフェラー3世奨学金を得て渡米、以後ニューヨーク在住。2003年、大塚製薬「ポカリスエット」のCMで福山雅治と代表作「ボクシング・ペインティング」で共演。07年、第48回毎日芸術賞を受賞。12年ニューヨーク州立大学ニューパルス校ドースキー美術館で海外で初の回顧展を開催。
P.S. 1950年代、パンクという言葉が生まれるよりもはるか昔にモヒカン刈りで一躍、メディアの寵児となった。

★☆★☆ 篠原 乃り子SHINOHARA Noriko ☆★☆★
SHINOHARA Noriko
アーティスト。1953年、富山県生まれ。72年、美術を学ぶためニューヨークへ。半年後に篠原有司男と出会い結婚、長男を出産。81年、初の作品制作発表としてグループ展『ホイットニー・カウンターウェイト』に参加し、86年に初個展を開催。2003年インターナショナル・プリント・センター・ニューヨークのニュープリント展に入選。2004年ボストンのウェレスリー大学のデイヴィス美術館に作品が収蔵される。2007年ニューヨークのジャパン・ソサエティにて100周年記念展にグループ展で参加。数年前より描き始めた自身の分身である“キューティー”のシリーズ作品が、映画『キューティー&ボクサー』をきっかけに注目を集める。

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そして、とっても若い監督が5年間かけて撮った2人。この監督の事を語っている2人のインタビューが面白かったので掲載します♪
本当は、全部インタビュー入れたいくらいなんですが、もし、気になる方は↓↓のページをどうぞ♪
nippon.com 知られざる日本の姿を日本へ より)
篠原有司男&乃り子
有司男 監督のザックなんて、当時まだひょろひょろのハンサムボーイで、もたもたしてるわけよ。僕なんて海千山千だからさ、こっちで演技してリードしてやるの。「よーし乾布摩擦でもやるか!」って服をババーッと脱いでイッチニ、イッチニってやってみせたりさ。

乃り子 アーティストはエキシビショニスト(露出狂)でしょ。カメラで撮られることくらい平気じゃないといけない。それにギュウチャンなんて、“芸大マスコミ科卒業”って言われるほど、マスコミを相手にしてきたわけだし。でも、そうやって演技したところは全部カットされちゃった。撮影に4年以上かけて、使ってるのはほとんど最後の1年間だけ。最初ザックは週に1〜2回うちに来ては、床とか流しとか、猫の尻尾なんかを撮ってるもんだから、この調子だと10年経っても映画なんてできるわけないと諦めてたのよ。

撮影を始めた頃、ザッカリー・ハインザーリング監督はまだ24歳。そこから約5年もの歳月をかけて信頼関係を築き上げながら、夫婦の物語を紡ぎあげていった。

乃り子 そのうちに、ザックの存在はうちの中の家具と変わらないくらい、まったく気にならないものになっていった。私が心を開くのに時間がかかったってザックは言うんだけど、私に言わせれば、彼の成長に時間がかかったせいもあるわけよ。

有司男 そう、僕と乃り子を撮ってるうちに、ヤツが大人になった。もともと普通の家庭でおいしいもの食べて育った普通の子なんだよ。だから最初はトンチンカンなことばかり言ってた。「2人は愛し合ってないんですか?」とか、「夫婦げんかを撮りたい」とかさ。こいつ何言ってんだって思ったね。

乃り子 夫婦げんかなんて、住み込みでもしなければ撮れるわけがないじゃない。そこで考えたのが、2人が絵具の付いたグローブをはめてボクシングをするシーンと、キューティーの絵を使ったアニメーションだったの。でもね、私が不満なのは、本当の私たちの生活は映画よりもずっと惨めったらしいってこと。これからだってどうなるかまったくわからない。一寸先は真っ暗闇よ!

有司男 いいんだよ、映画を観て泣いてる人がいるんだから! アメリカ中を回って試写会をやった時も、映画が終わって会場に入るたびにみんな立ち上がってやんややんやの大喝采だよ。絵と違って映画というのは本当に人の心にアタックするメディアなんだな、ってびっくりした。それ以来、近所を歩いていても毎日、「ハーイ、ウシオ!」って声を掛けられるし、すっかり有名人になったよね。これからはスター気取りでビシッとしなきゃ。これで作品がバンバン売れてくれれば万々歳よ!

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本当に、優しくて穏やかで、何とも言えない、とってもいいお家に育った雰囲気のあるZachary Heinzerling(ザッカリー・ハインザーリング)監督って、私もうなずいてしまったインタビューをどうぞ(英語)♪
色々驚いたんだろうなって思ったら、面白かった(笑)

気になる方へ…
Cutie And The Boxer 公式ページ
Ushio Shinohara 公式ページ
Ushio Shinohara ブログ
Noriko's work

Ushio's work
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