今日は、本当に衝撃的だったショート・フィルムをご紹介します。Bafta Film Awards 2012のベスト・ショート・フィルムにノミネートされた作品だ。

BAFTA
子供が出演しているし、タイトルも『2+2=5 (Two & Two』だったので、私は心温まる作品だと思っていた…多くの力が集まれば、それ以上の結果が生まれる…みたいな、そう言う内容を勝手に頭に描いていた。 こんなもの凄い内容のショート・フィルムだとは全く想像していなかったので、衝撃もひときわだった。 イラン政府のファシズムの深刻な問題を取り上げている、メッセージの詰まったショートフィルムだ。時間は、とても短く7分弱。その中で、強い印象を与えた映画だった。

2plus2

【ファシズムについて知りたい方は→→ファシズムWikipedia←←】

  1. ファシズムとは…平等主義や物質主義や合理主義の概念を拒絶し、行動や規律や階層的組織や精神や意志を支持する。
  2. ファシストとは… 国家の価値や、政治や経済などの体制を、コーポラティズムの観点に従って組織しようと努める。国家が、国家の強さを保つために暴力の実行や戦争を行う意思と能力を持つ、強力なリーダーシップと単一の集団的なアイデンティティを必要とする有機体的な共同体であると信じる。彼らは、文化は全国民的な社会とその国家によって創造され、文化的観念が個人にアイデンティティを与えると主張し、したがって個人主義を拒絶する[20]。彼らは国家を1つの統合された集合的な共同体とみて、多元主義を社会の機能不全の様子とみなし、国家が全てを表すという意味での全体主義国家を正当化する。

内容はとてもシンプルです。今まで教えられていた2+2は4… でも、ある日突然2+2は5だと教え込まされる。それが正しいのか正しくないのかそれは全く関係なく、2+2は5なのだと…。
それが違うと言えば、排除されるのだ…そこには、年齢も性別も関係ない。教えられた事に疑問を持ち、それを言葉にした時点で、人生が終わってしまうのだ…。とても、考えさせられた映画だった。
通常の生活の中にも、この考えの片鱗はうかがえる、日本であっても、小さな組織の中で、これと近しき事は存在している…その究極な状況が、今もこの世界中のあちらこちらにある…。
それを、本当に実感させられた作品でした。実際に銃は出てこないのに、これほどショッキングに心に響くとは…。


★Crew★
Director: Babak Anvari
Producer: Babak Anvari & Kit Fraser
Writer: Babak Anvari & Gavin Cullen
Director Of Photography: Kit Fraser
Production Designer: Andrew Paul Littlefair
Editor: Anthony Bairstow
Sound Designer: Rebecca Parnell
Music: The Last Post

★Cast★
Teacher: Bijan Daneshmand
Student 1: Ravi Karimi
Student 2: Pouyan Lotfi

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