洋画を観たので、それでは邦画を観ようと思いつき、ふとした切っ掛けで出会った映画。 選んだのは蜷川幸雄監督作品だったから。
そして、原作が貴志 祐介さん!! 『新世界より(上)(中)(下)』を書いた人♪ SF大の苦手だったけど、この『新世界より』は、寝る事を忘れて読んだ!! この話はいずれするとして…、私の度肝を抜いた彼の原作なので…気になっていたのです(笑)
主演は、二宮和也・松浦亜弥・鈴木杏・秋吉久美子・中村梅雀・山本寛斎…etc…
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青の炎 DVDパッケージ

山本寛斎さん、本当にこの役にしっくりきた…演技もすごい人だった!!
二宮君の繊細な雰囲気が、向いていないようで、実はしっくりきた。もっと悪そうでもいいんだけど、表情もあんまりないんだけど、それが多分会っていたんだと思う。すっとした印象のない顔が、時に印象に残る事もある。彼が、心の闇の行きどころを失い、松浦さん演じる紀子にあたってしまう時がある。その癇癪も涼しい顔だからこそ、激しさを感じた。
松浦亜弥さんも、私はよかったと思います。かなり悪評もあったようですが、そんなことはない…。彼女の持つ、まっすぐな瞳は、強さと純粋さと受け入れようとする葛藤を十分にだしていた…と思います。
あんな可愛い子に、あんなに真直ぐな瞳を向けられたら、思わずそらしてしまいそう…。汚れきった私の人生も否定されそうで怖くなるかもしれない(笑)
でも、きちんと受け入れようと…理解しようと…していた。そして、最後の瞳は印象的だった…。あくまでも、この映画の中でのお話です。
(映画のセリフ)
「私ね、この地球上で殺されても構わない人間なんて一人もいないと思う。でも、人を殺さないといけない事情を抱えてこんでしまう人間だって、残念ながらいるんだよね。」
青の炎 解説
私も、殺人はいけないと、もちろん思っているし、あってはいけないと思っている…。だから、他の道がなかったかと切なくなった…。
でも、刑事役の中村梅雀さんの「君の事を、もっと知りたくなったんだ。」と言った時の表情は、本当に良かった…。少年犯罪には、こう言う気持ちって非常に大切だ。
まだ若く、そしてこの世界を打破するには殺人しかなかった、彼へ向けた、大切な言葉だ…。

蜷川幸雄監督の、青い映像と手の動きから伝わる儚い感情…そして、水槽越しに瞳と手の動きだけで初めて交わる秀一と紀子。
その後の駅までの道は、また、いつもの距離感に戻り、改札で別れ際に「俺、人を殺した」と告白する秀一に、「そう」とだけ告げ、歩み寄り秀一の肩に顔をうずめる。
本来、秀一が背負わなくて良かった十字架は、その肩にどっぷりと重みを持っていて、その爛れた部分を癒しているようにも見えた。
青の炎 松浦 Lastシーン
最後の秀一の『好きなもの』…。紀子に言われて、綴ったものだ。
ロードレーサー
ロードレーサーに乗っている時に見える世界
母さんの手料理
遥香の膨れっ面
大門の下手くそな絵
笈川の冗談
紀子の裸のスケッチ
寝言を喋る犬
I・W・ハーパー101
北京語で歌っているウェイウォン
ジダンのボール捌き
クストリッツァの映画
トム・ウェイツの声
カリカリに焼いたベーコン
穴の開いていないドーナツ
頭が痛くならないかき氷
海亀の産卵
控えめにないてる蝉
モノクロじゃないパンダ
底の抜けたポケット
全然痛くない注射
最後まで使い切った歯磨きのチューブ
鳴らない目覚まし時計
ずっと続く青信号

それぞれの気持ちを考えると、とても切ない作品だ…。 こういう悲しい犯罪がなくなってほしいと思います。
青の炎 シネマ旬報
(*下の映画タイトルをクリックすると全編観れます)
青の炎 【監督・蜷川幸雄】

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