BONOBOと言うアーティストさんをご紹介します。
2夜目の今日は、Bonoboのインタビューを見つけたので、それを載せちゃいます♪
Bonobo第1弾で、紹介したDays To Comeの次に発売されたBlack Sands。そのインタビューなので、もしよければ昨日のブログもチェックしてみてください♪
bonobo

まずは、アルバムの曲から…
bonobo_black_sands
BLACK SANDS 【Bonobo】
*曲名をクリックすると、各曲を聴けます*
Prelude” – 1:18
Kiara” – 3:50
Kong” – 3:58
Eyesdown” (Featuring Andreya Triana) – 5:26
El Toro” – 3:44
We Could Forever” – 4:20
1009” – 4:30
All in Forms” – 4:52
The Keeper” (Featuring Andreya Triana) – 4:49
Stay the Same” (Featuring Andreya Triana) – 4:45
Animals” – 6:45
Black Sands” – 6:49

インタビュー記事 (Higher Frequencyより)
クラブミュージック有史の間、商業的な成功を継続させながら音楽性の純度を維持させてきたインディペンデント・レーベルは数少ない。その稀有な成功例のひとつがUKを代表するブレイクビーツ・レーベル、Ninja Tune である。群雄割拠のシーンを20年、独特の歩みを続けたこのセクト周辺が近年、にわかに騒がしい。その一端を担うのがブライトン出身のブレイクビーツ職人、Simon Green による音楽プロジェクト、bonobo である。

00年の初作 “Animal Magic” から10年。暖かなオーガニック・サウンドに定評がある彼の作風だが、その方法論は作品を重ねるごとに変化している。06年に発表した前作 “Days To Come” や、そのライブ・ツアーを収めた映像作品 “Live At Koko” に顕著なのは、ビート・メイカーとして機材に向かう所謂 “プロデューサー” としての彼というより、自ら楽器を操り、フルバンドと共に演奏を楽しむ “ミュージシャン” としての側面である。その方向性は最新作 “Black Sands” にも多大な影響を与えているはずだ。収録曲 ‘El Toro’ で見せるオリエンタリズムや、’Animals’ においてのジャム・バンドの演奏を聴いているかのような奔放さ。それらは間違いなく前述した生演奏への接近で獲得した成果といっていいだろう。そして “Black Sands” はそのミュージシャン・シップが如何なく発揮された快作だ。デビューから10年で更なる高みに到達せんとする Simon Green という男。新たなディケイドに放たれる最新作を納めた彼は、いま何を思うのか。
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Interview & Introduction : 高橋 圭太
Translation : Risa Uzushiri

— まず前作 “Days To Come” から今作までの3年半の間はどんな生活を?

bonobo : 前作をリリースした後はツアー生活だったよ。1年ぐらい連続でツアーに出てたかもね。Gilles Peterson の “Album of the Year” を受賞してからはかなり忙しかったんだ。でもフルライブ・バンドセットで良いツアーができたと思うよ。今作の制作もツアー中にはじまったんだ。

— ツアーの間に本作に還元されるような、印象的な出来事はありましたか?

bonobo : ツアー中にアルバムの構成が練られたこともあって、色々フィードバックはあったよ。アルバム制作を始めた時は、ライブ・バンドでツアーしていたこともあって、バンド寄りのサウンドに興味が向いていたけど、ロンドンに戻ってからはよりデジタルな音楽性に興味が向くようになったんだ。去年ぐらいからかな? その頃にはまたビートの曲を作りたくて、ドラム、ギター、ストリングを録音して、それをプログラムして曲を制作したくなっていたね。

— 今作の制作環境/期間について教えてください。

bonobo : 音楽は常に制作しているから正確な期間はわからないけど…。家で作業しているし、エンジニアとかにお願いしてるわけじゃないから、スタジオには機材と僕だけ。機材は Mac と Logic が中心だね。あと、楽器をたくさん収集していてね。フェンダー・ローズやダブル・ベース、ギターなどのビンテージ楽器や、ハープ、変なアフリカのパーカッションとか、たくさん持ってるよ。このアルバムには、レコードからサンプルする古い手法と、そういった生楽器を演奏する手法を両方やってみた。アナログとデジタルのミックスだね。バイオリンとフルートなんかはミュージシャンに来てもらってレコーディングしたけど、あとの楽器は全部自分で演奏してる。

— アルバム全体のコンセプトは? 前作リリース時のインタビューでは 「コンセプトは特に無い。その時自分が聴いてる音楽のスタイルが反映されている」 と語っていますが、今作ではどのような音楽がインスピレーションの源泉になりましたか?

bonobo : アルバム制作していた最初の段階は Jaga Jazzist のようなスカンジナビアン・ジャズ風のサウンドにハマっていたんだけど、この2年ぐらいはロンドンの音楽がまた面白くて。僕がブライトンからロンドンに引っ越したという理由もあるけど、Bullions, Paul White, Joy Orbison, Floating Points あたりの新しいビート・ミュージックにすごく興味を持ってる。でも今作はビートだけじゃなくてソングライティングに力を入れたつもり。

— 今作は前作に比べ、音楽的な間口がより広がった印象があります。例えば ‘Kiara’ でのアジア風な音階や、’Eyesdown’ のステップビートなど随所に聴けるビート・パターンへの挑戦などがそうです。今作を作る上で新しいバリエーションとしての bonobo を見せる、というような意図は?

bonobo : 自分にとって面白いことをする、っていうのが僕のモチベーションなんだけど、今回はよりヘビーなデジタル・サウンドに興味が向いていたんだ。僕が面白いと思うサウンドを作らないと皆も面白いと思ってくれないと思うんだ。同じ事をしたくないから、常に進化しながらね。

— 音楽的間口の広がりと同時に、今作で感じたのは演奏の生々しさです。特に中盤~終盤、’Animals’ からラスト ‘Black Sands’ のダイナミズムと叙情性は bonobo の真骨頂と言えるものだと思います。各々の楽曲アイデアの発端は?

bonobo : ‘Black Sands’ に関しては、朝の4時ぐらいにキッチンでギターを弾いていたらリフが浮かんだんだよね。あの曲は、ダブル・ベース、マンダリン、ピアノ、クラリネットとか全ての楽器を演奏してるんだけど、2日間で即、完成した曲さ。全然苦労しなかった。よくあるだろ? すんなりうまくいっちゃうことって。それはいい楽曲が出来たってことさ。逆に ‘Animals’ はすごく時間がかかった。違うスタジオで2回もドラムをレコーディングし直したり、手間がかかったよ。

— 今回、ヴォーカルで参加している Andreya Triana はどのような経緯で参加することになったのでしょう。また彼女のヴォーカリストとしての魅力は?

bonobo : Gilles Peterson のショーの時に出会ったんだ。僕も新しいボーカリストを探していたし、彼女と気があったんだよね。彼女の声はソウルフルだけど脆くて優しいトーンだよね。実は彼女のアルバムもプロデュースして、今年の末ぐらいに Ninja Tune からリリースされる予定なんだ。

— 前作から今作までの間に、かなりの数のギグを行っていますね。そういったライブ活動は音源制作にどのようにフィードバックされるのでしょうか。またギグやツアーで印象的だった場所、出来事などあれば教えてください。

bonobo : たくさんあるけど、ライブに参加しているメンバーがアルバムにも参加しているから、今作のライブもきっとアルバムに近い音になると思う。でもライブ・バンドというフォーマットにとらわれることなく、ただやりたいことをやっているだけなんだ。別にツアーをしていたからって、地理的な影響を受けたわけじゃないよ。ただ本当に自分にとって面白い音やノイズが好きだから取り入れてるだけさ。最近のサウンドの傾向はあまり変化に富んでいるように思えないからね。だから自分で様々なサウンドを取り入れることに専念したつもりだよ。

— 新作を完成させたばかりで恐縮なんですが、次回作の構想などは既にありますか?

bonobo : 実は先週の土曜日に作業が終わったばっかりで、まだこれから色々決めてる事もあるんだよね。だから次回作なんて全然考えてないよ。僕はスタジオに座って 『さて、どんなサウンドが出てくるかな』 ってタイプだから、これからどんな風になるかなんてわからないなぁ……。コンセプトからアルバムを制作するような性質でもないしね。アルバム制作時に自分がどういう音楽にハマっているかによっても変化してくるし、いつもそれが反映されるんだ。だからこれからのことはわからないよ。

— 別名義のプロジェクト、Barakas は現在も活動を続けているのでしょうか。個人的には、Barakas はフロア向けのトラックを制作、bonobo はよりダンス・ミュージックの枠組みを意識せず制作、といった漠然とした枠組みがあるのかなぁと感じていたのですが、明確なスタンスの違いはありますか?

bonobo : 確かに Barakas はダンス・フロア向けの音楽だね。この名義で作る音楽はDJからアイディアが生まれているし、僕はフロアではよりヘビーでダンス・ミュージック寄りの音……ベース・ライン主体のシンプルなサウンドをプレイするからね。それが反映されてると思うよ。もちろん Barakas としての活動はこれからも続けるつもりさ。うーん……次はアルバムがリリースされてツアーが終わって落ち着いてからかな。今、また自分の中でビート・ミュージックが熱いから。

— 今年、所属する Ninja Tune が設立20周年を迎えますね。 Ninja Tune とはどのようなレーベルだと思いますか? また彼らがリリースした作品でフェイバリットな作品を挙げるとすると?

bonobo : Ninja Tune は大好きだよ。昔よくパーティに行ってたし、10周年の時のこともよく憶えてる。本当に素晴らしいレーベルだと思うよ。彼らが活躍していた90年代を過ぎても、今も存在しているんだよ? 多分自分達の音楽へのピュアな愛と情熱がここまで生き延びれたんだろうね。僕の好きな作品は The Cinematic Orchestra のアルバム。全部好きだけど、特に “Everyday” かな。あと Amon Tobin“Modified” も最高だね。

— では、最後に余談を。あなたが音楽以外で趣味と呼べるもの、これをしているとリラックスできる、といったものは?

bonobo : プロのスノーボーダーの友達が多いから、たまに山に一緒に行ったりするんだ。スノーボードは大好きさ。1ヶ月山に籠ったりもするからね。スノーボードや自然の中にたたずむだけでリラックスするし、無意識だけど、きっと音楽制作のインスピレーションにもなっているんじゃないかな。

End of the interview

【Bonobo】
 Official : http://bonobomusic.com/
 Label : Ninja Tune http://ninjatune.net/jp/artist/bonobo
 Facebook : https://www.facebook.com/bonoboofficial

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