今日は、古い映画だけど、私が好きな映画を1本ご紹介します。
その名も「黒い十人の女」!! 私が観たのは、かれこれ15年程前(笑) しかも、アメリカ(笑)
有名どころしか見ていなかった私が、この映画を手に取ったのは、大学(USC)のライブラリーです。
渡米したばかりの私は、とにかく無料で観れる大学の映像ライブラリーで、膨大な量の映画に、心底つかり切っていました。
授業がなければ、ライブラリーに行き、1本でも多くの映画を観ようと、奮闘していた時期!
この映画は、結構衝撃的でした。私が生まれる前の作品とは思えない、インパクト!! そして、白黒映画なのに、本当に艶やかでスタイリッシュです!
黒い十人の女 ten_dark_women
出演(Starring)
 船越英二(Funakoshi, Eiji)
 山本富士子(Yamamoto, Fujiko)
 岸恵子(Kishi, Keiko)
 宮城まり子(Miyagi, Mariko)
 中村玉緒(Nakamura, Tamao)
 岸田今日子(Kishida, Kyoko)
 伊丹十三(Itami, Juzo)

当時の大映を彩った女優陣が勢ぞろい!! 女優とは、こういう事なのだ…と、この映画を観て感じた。
10人の女が集まるシーンは、圧巻です(笑) 
そして、船越英二が、この風と言う男を本当によく描き出していると思った。

リメイクされたし、市川崑監督の代表的な作品でもあるので、多くの人が知っている作品だと思いますが、観てない人に、是非見ていただきたい!
日本の60’sは、私達が驚くくらい、激しくて複雑です! 
ドキュメンタリーが好きで、田原総一朗作品をたくさん見てましたが、私が生まれる前の日本は、とっても魅力的です!

★あらすじ★ (Movie Walker)
現代の煩雑な社会の一分子テレピプロデューサー風松吉。メカニズムに押し流されている彼には近づく女も多い。彼と関係した女は十指に余る。妻の双葉はそんな夫をあきらめて淋しい毎日をレストラン経営にまぎらわしていた。責任のない関係のつもりだったが、女の方では奇妙に風を忘れられない。行きづまりを感じている女優石ノ下市子もそんな一人だった。女たちは風のことが気になるあまり二言目には「風がポックリ死ねばよい」「風を誰か殺してくれないかしら」と言うのだった。女たちのそんな話を耳にした風本人は、十人の女が自分を謀殺しようとしていると思い込む。根は気の弱い男なのだ。どうして自分が殺されようとしているのか彼にはわけがわからない。思い悩んだ彼の相談相手は、妻の双葉だった。或る雨の夜、双葉のレストランに集まった十人の女たち。彼女らの目の前で双葉の拳銃が火を吹いた。ばったり倒れた風松吉。驚く女たち。果して真実の殺人か狂言か?しかし風は生きていた。冷静な双葉の芝居であった。だがこの一幕は女達にさまざまな反応を起した。気の弱い未亡人は風を追って自殺した。新しい結婚に踏み切る女もいた。そして双葉は風と離婚した。それを風は市子の家で知った。市子は風を双葉からゆずり受けた形になって同棲していたのだ。それは普通の形の結婚ではなかった。そして市子も、マスコミに追いまわされる自分を嫌って女優を止すと言う。市子の女優サヨナラー・パーティは盛大に行われた。楽しく談笑する双葉と市子。パーティが終ると、市子は沢山の花束をかかえ冷い表情で自動車を夜の闇に走らせるのだった。…

★私の一言★
市川監督作品の多くは、奥様の和田夏十さんが脚本を手掛けてきた。そして、この作品もしかり。
初めてこの映画を観た時は、知らなかったけど、不倫が発覚し、結構世間をにぎわせた時に、もう一度この作品観たいと思った。
夫婦って、多分本当に2人の世界だから、色々な関係があるんだと思う。結婚して、多分この人だから、私はこうして笑っていけると思う事が山ほどあるけど、他の人とではこうはならないと強く思う。
だからこそ、作品をもう一度観たいなと思った。
有馬稲子と市川監督、そして和田夏十さんと市川監督。どちらの関係も真実であり、幻でもあると感じる。告白することは間違いではないけど、世間に言う必要性を私はあまり感じない。
ただ、彼女がその道を選び、そして淡々と上品に書きあげた告白は、大いに世間をにぎわせた。一人の女の人生の1幕であり、この作品となんとなく繋がる部分を感じた。

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稲子の記事

「黒い十人の女」と言う、作品の世界に触れてみてください♪
黒い十人の女 ten_dark_women 2

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