チェコと言えば、ロシアと並んで実写アニメーション大国、私を虜にしたストップモーション・アニメの大国なのです!!
世界中に熱狂的なファンを持つ、ヤン・シュヴァンクマイエルと同時期に、チェコの黄金期を索引してきた巨匠がJiří Barta【イジー・バルタ】です。
まだ、ヤンを紹介していないのに、イジーに行くのは、ちょっと気が引けるのですが…、あえて彼から紹介します。
チェコアニメの創始者イジー・トルンカとは対照的に、バルタ世代はブラックユーモアと隠喩が随所にみられるラディカルな作品です。その様な作風になったのには、チェコの激動の歴史が影響したと言われています。因みに、彼は1978年にイジー・トルンカのスタジオに入っています。
Jiří Barta
彼のインタビューから抜粋 (雑誌Figaroより)
「60、70年代は、チェコアニメの黄金期だった。巨匠といわれている人たちが一緒のスタジオでそれぞれの差う品を撮っていた。仲間意識はあったが、誰も作品には干渉しない。自由な空気の中、作家性の高い個性的な作品が生まれていったんだ。いろいろ矛盾してるけど、戦後、すべてが国有化されて国の助成金で好きな映画が撮れた。ひっとしてもしなうても関係ないんだ。60年代にハリウッドに亡命したミロス・フォアマン監督が当時のノボトニー大統領と一緒の写真の下に“私達が反体制的な映画を作っても、あなたたちは助成金を出してくれる。素晴らしい国だ!”って添えていた。」

ヤン・シュヴァンクマイエルを知り、入り込んだチェコアニメは、魅力的な世界でした。私とって、チェコアニメ無しでは、映画を語れないくらい、強烈に印象に残った作品の数々…。
イジーの作品も、多くの人に観てもらいたいなって思っています。

撮りたい作品があったのですが、資金が足りない状況だった時に、子供向けなら助成金が入ると24年ぶりに手掛けた作品は、子供ももちろん観られる内容になっています★ 初めて彼の作品を観る人にも、抵抗なく入ってもらえる作品かなと思います。
TITLE: 屋根裏のポムネンカ

【MEMO】
ポムネンカとは、チェコ語で「忘れ去られた」と言う意味だそうです。
このポムネンカ(忘れ去られた)は、イジー作品に共通するテーマです。他の作品も是非観ていただきたいのですが、この屋根裏のポムネンカの制作の際に、登場人物はチェコのガラクタ屋の廃棄物から作られているそうです。バルタの言葉で好きなフレーズをご紹介します「モノが古くなり、捨てられた時、“心”を持つ」

上で紹介した7年も構想を練っていた『Golem』は、結局資金が集まらず、パイロットフィルムになってしまったけど、面白いので、良ければ観てください。
TITLE: GOLEM

イジーを有名にした作品の1つ『The Pied Piper』は、彼らしい作品。言葉は分からなくても、観てると内容が分かります。
TITLE: 笛吹き男 

私がまだ観ていない作品で、日本とチェコを組み合わせた「YUKI ONNA」があります! すごく観てみたい!
実写の世界とイジー・バルタのアニメの世界が手を取り合って作られた世界は、また不思議なんだろうな…。
【Trailer YUKI ONNA】

【Makin Of YUKI ONNA】

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