古い雑誌を観ていたら、面白い特集があったので、そのまま掲載♪
ジャズ好き7人がオススメする、最初の1枚♪ (なので7日連続です★)

いよいよ最終回の第7回目は山下洋輔さんが選ぶ オススメのJazz最初の1枚

★ Cecil Taylor ★  『The World Of Cecil Taylor
The World Of Cecil Taylor

これは初心者向きのやさしい作品と言うよりも、フリージャズへいざなう最初の1枚。セシル・テイラーは何の制約もなく、自由にピアノを弾きまくった歴史上最初の人物です。僕も初めて聴いたときは、ひっくり返りました。それまで普通のジャズをまじめに勉強していた若者にとって、こちらが学ぼうとしている決まり事や法則がことごとく破られているんですからね。でも、その自由さが結局自分のオリジナルの音楽を作り上げていく事につながるわけです。といっても僕は、そこですぐフリージャズに走ったわけではないんですよ。むしろこんな風にはなるまいと思っていた。ところが、67~68年にかけて病気になり、演奏が出来なくては悶々とする一時期を過ごしましてね。69年に演奏を再開した時には、それまでの表現方法ではどうしても飽き足らなくなっていた。その時、「そういえばピアノをどう弾いてもいいと言う人がいたな」と、突然ひらめいたわけです。で、気がつくと、鍵盤をこぶしでたたいたり、肘で打ったり、自分もそういう弾き方になっていました。以降30年ほどこのスタイルが演奏活動の核になり、彼の事を勝手に師匠と呼ばせてもらっています。
実は、念願かなって1月に師匠と2人のコンサートが実現するんですよ。77歳になってもなおフリージャズ一筋。エネルギッシュな師匠に弟子が本気になって立ち向かっていこうと、今から楽しみで仕方ありません。
(2007年1月 雑誌 ku:nel より)
山下洋輔
~山下洋輔 さん~
ジャズピアニスト、作曲家、エッセイスト、作家
ひじで鍵盤を鳴らす独自の奏法を交えながら演奏する。

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