古い雑誌を観ていたら、面白い特集があったので、そのまま掲載♪
ジャズ好き7人がオススメする、最初の1枚♪ (なので7日連続です★)

第6回目は寺島靖国さんが選ぶ オススメのJazz最初の1枚

★ MAYA ★  『KISS OF FIRE』
MAYA

俺の持論でもあるのですが、ジャズ入門者にとっては、ボーカル物が一番馴染みやすいでしょうね。楽器主体のインストだと、元のメロディはどこへ行ったのかと思うほどひねりが入ったりするので、ストレートに伝わってくる歌モノを薦めたい。それも昔の人よりも、今現在の空気を吸って光っているアーティストから聴いていくといいと思う。というのは、今活躍している人なら、ライブハウスで生の歌声を耳にすることが出来るからです。
ジャズの入り口に立って、足踏みする人が多いけど、その壁を乗り越えるには、やはりライブが一番。何も勉強して聴く必要はなく、実際に観て、聴いて、楽しい雰囲気に浸れればいいんです。いったん取り憑かれたらクモの巣にからめとられたように抜け出せなくなる。それがジャズの魔力です。
というわけで、MAYAの「KISS OF FIRE」が僕の薦める1枚。彼女は学校で音楽を勉強した人とは違い、いろいろなレコードを聴いて自分の力だけで歌手になった人なので、とても個性的な歌い方をします。若いけれど、なにかと苦労している人でもあり、それが歌にもにじみ出ていて味わい深い。この中の「アドロ」は特に彼女の人生をすり合わせたような絶唱で実に心に響いてきます。口先だけの歌ではないから心にしみてくる。ライブもお客を巻き込んで楽しもうと言う姿勢ですから、足を運んでみてください。
(2007年1月 雑誌 ku:nel より)
寺島靖国
~寺島靖国 さん~
ジャズ評論家
1日本のジャズ趣味・評論の世界で主流である黒人プレイヤー偏重、プログレッシブ志向、芸術性賞揚といった極端な硬派傾向とは一線を画しており、「聴いて楽しい」ことを重視する主義の持ち主。1950年代の白人ジャズや女性ポピュラーボーカルなど、コマーシャリズム偏重を理由に主流派の硬派ジャズファンから軽視・蔑視されがちな種類の絶版作品を積極的に紹介、それら「知られざる作品」を日本でCDとして再リリースすることにも携わっている。ジャズ界の主流から外れることを意に介さず、「趣味に忠実な」辛口批評を躊躇しないポリシーを持つ。(Wikipediaより)

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