今日は、「さくら」と言う本を読み終えたので、その本のお話をしたいなって思います。
著者は、西加奈子さん。 私は、実は彼女の本を読むの初めてでした。
手に取ったきっかけは、FBで他の本を載せた時に、この本をお薦めされたから。
届いた本には、白黒の優しいラインで描かれた街並みにピンクの文字でタイトルが書いてある、寂しいようでいて、温かいような、何となくほっとするような感覚でした。
sakura
本の裏面より
「ヒーローだった兄ちゃんは、二十歳四ヶ月で死んだ。超美形の妹・美貴は、内に籠もった。母は肥満化し、酒に溺れた。僕も実家を離れ、東京の大学に入った。後は、見つけてきたときに尻尾にピンク色の花びらをつけていたことから「さくら」と名付けられた十二歳の老犬が一匹だけ。そんな一家の灯火が消えてしまいそうな、ある年の暮れのこと。僕は実家に帰った。…」

夢中になって読みました。描かれている世界が、著者の比喩表現や状況表現で、私の頭の中で、どこまでもどこまでも広がっていく感じがした。

本当に素敵な家族なのだ。美人の両親は子供が出来てもずっとお互いを愛し、人気者の兄ちゃんと美人の妹の間に、普通の次男がいて。そこに犬のさくらがいて…。

元々、お兄ちゃんが亡くなってしまう事は、裏面から予備知識はあった。
でも、読み始めた前半部分の、あまりにも当たり前にある家族の幸せな日常を覗いた後だったので、衝撃を受けた。

****物語を語る次男の薫の言葉 (本文より抜粋)*****
「打たれへん」
兄ちゃんの声がはっきり聞こえる。ああ、でも違う。違うよ兄ちゃん。
神様はいつだって、打てないボールなんて投げてこなかった。
ボールを投げ続けていたのは、僕らだったんだ。
でも奴は、そのたびに僕らのボールを受け止めた。
そうして、こう言ったんだ。
「おいおい、全部、同じボールだよ!」
ああ僕らには、変わらない日常があった。
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とっても重い内容なのに、節々に思わず笑ってしまうコメントがあったり、さくらの声を挟む事で柔らかくしてくれていて、絶妙なバランスを保ってくれていた。
家族それぞれの思いを書きすぎないことで、読者に感じさせてくれる。
今の、家族それぞれの気持ちを、想像し、感じる。そうする事で、物語がどんどん浸透してきて、彩られていく。
読む人によって、キャンパスに彩られた世界は違うと思う。

とっても、とっても、素敵な本でした。多くの人がこの本を手にとってくれますように…。

そして、本日のオススメ商品は、「さくら」にちなんで「Cherry Skulls」です。
Cherry Skulls

本当に可愛いのです。私のお友達にも大人気です(笑)
一見さくらんぼなんですけど、近づくときちんとスカルになっています。
激しすぎず、甘すぎず、普段使いにも、お出かけにもオススメなスタイです♪
さくらんぼは、きちんと双子になっていますよ♪

ありそうでなかった、ラブリーなスタイでいつものお洋服に花を添えてください♪

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